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2026.06.02
たとえLDKと言えど、 やみくもに広くしない方がいい理由
リビングダイニングキッチンは、
家族がゆったり過ごせるよう、
思い切って広くとりたい・・
光が差し込む、明るく開放感のある空間にしたい・・
多くの方が、このようにお考えではないでしょうか?
私も昔は、自分の家を建てる時には
出来る限りLDKを広くつくりたい、
と、考えていました。
ですが、家づくりのお手伝いをしていくうちに、
“リビングダイニングキッチンにも適度な広さがある”
ということに気づいたんです。
………
よく聞くお悩みです。
出来る限り広くつくった
リビングダイニングキッチンの空間で起こりがちな
状況は…
✔常にモノにあふれている

片付けど片付けど、
気づいたらまた元通りになっている
と、いう感じです。
いつもみんなが集うリビング周りに
いろんなモノが集中するのはもちろん、
ダイニングテーブルとソファーの間の余分な空間に、
子供たちが学校や塾のモノ、
そして制服やパジャマ、普段着などを、
そのまま置きっぱなしに…ということも。
明日使うと分かっているものや、
いつも使うものを、
わざわざ2階まで持ち運びするのは面倒なので、
仕方ないといえば仕方ないのですが・・・
✔床面積が増えるとモノを置ける場所も増える・・・
リビングダイニングを広くした場合、
それに連動して広がるのは、
ダイニングとリビングの間のスペースなのですが、
ここに余白をつくりつつ、
2階に子供部屋をつくってしまうと、
リビングダイニングはたくさんのモノで溢れ、
雑然とした生活感満載の場所になってしまいます。
また、散らかった状態では
掃除もしにくくなります。
ホコリが溜まりやすくなり、カビやダニが
繁殖しやすい環境をつくってしまうことも。
アレルギーの原因にもつながりかねない、
見過ごせない問題です。
✔広げた分だけ家のコストも高くなる
また、家の面積を広げると、
それに連動して家のコストも高くなってしまいます。
LDKを2帖広げようとすれば、
それだけで家の価格は50万円以上高くなり、
LDKを4帖広げようとすれば、
それだけで家の価格は100万円以上高くなってしまう
という感じに。
それゆえ、コスト面で考えてみても、
たとえリビングダイニングキッチンであろうとも、
必要以上に部屋を広げ過ぎないようにすべきである
ということが言えます。
わざわざお金を掛けて、
余計に散らかりやすい家にしてしまっている・・・
といっても過言ではないわけです。
✔︎スッキリリビングを維持しやすい工夫

リビングダイニングを無駄に広くしても、
それが散らかる原因となってしまうのだとしたら、
リビングダイニングの広さを適度な広さにし、
当たり前のように2階につくろうとする子供部屋を、
1階につくってみるというのはどうでしょうか?
子供部屋を1階につくれば、
自分たちの荷物を自分の部屋に
持って行ってもらいやすいし、
自分たちの部屋を使ってくれやすくなるため、
リビングダイニングを、いつもスッキリしたままで
保ちやすくなるのではないでしょうか?
仮に、あなたがダイニングには、
4人掛けのテーブルを置き、
そこで家族みんなで食事をし、
3人掛けのソファーをリビングに置きたい・・
そうお考えであれば、
リビングダイニングキッチンの広さは
16帖もあれば充分です。
コスト的に充分なゆとりがない場合、
それ以上広くつくる必要はありません。
広げればその分、コストが上がるだけじゃなく、
散らかりやすい家になってしまうだけです。
(※掃除が得意な方は例外です…)
ということで、
広くしたいお気持ちはよく分かります。
ただ、
それよりも“本当に暮らしやすい家かどうか”という
視点を大切に、
家づくりを進めていただければと思います。