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2026.06.26

開放感を出すために天井を高くする必要はない?

LDKの開放感を高めるために、

“出来るだけ天井を高くしたい”

というご要望をよくお聞きします。

  

確かに、LDKの天井を高くするだけで、

幾分開放感は高くなるでしょう。

 

しかし、わざわざコストを上げて

天井を高くしたとしても、

期待以上に開放感が出るのかというと

そこまで期待通りにはいかないというのが

現実ではないでしょうか?

 

………

 

では、その理由について、

お伝えしていきたいと思います。

 

理由①
天井・ドア・窓の高さが揃ってないから

 

たとえ天井を高くしても、

室内のドアや外に出られる大きな窓が、

天井の高さと揃っていなければ、

抜け感が感じられないため、

それほど空間に広がりが感じらません。

 

この写真の家のように、

窓と天井の間やドアと天井の間に

垂れ壁と呼ばれる中途半端な壁が出来るからです。

 

http://simpleinc.jp/blog/wp-content/uploads/2019/01/00fa8d8a-s-300x223.png

 

そのため、むやみに天井を上げるよりも、

下の写真のように、

室内のドアや外に出られる大きな窓を

天井の高さと揃えることをオススメしています。

その方が、より開放感が出るからです。

 

http://simpleinc.jp/blog/wp-content/uploads/2018/11/%E6%9C%A8%E5%8E%9F%E6%A7%982-300x200.jpg

 

こうすることで、余分な線や凹凸がなくなり、

室内がとってもスッキリ見えるようになります。

また、天井まで光が拡散していくため、

空間全体がムラなく明るくなるという効果もあります。

 

理由②
カーテンが常に閉まっているから

 

そして、最初の写真のように、

いつもカーテンを閉めておかないといけないとしたら、

それだけで開放感が損なわれることになります。

 

外の景色は全く見えないし、

太陽の光もカーテンが遮断してしまうため、

朝から照明をつけておかないといけなくなる

というわけです。

 

そのため、前回の記事でもお伝えしましたが、

いかにカーテンをしなくていいように出来るか?

ということを意識しながら設計する必要があります。

 

http://simpleinc.jp/blog/wp-content/uploads/2018/12/DSC4389-300x200.jpg

 

こちらの住まいのように、

LDKの窓に、カーテンをつけなくていいとしたら、

たくさんの光が外から入ってきます。

そして、その光がリビングダイニング全体に

拡散して広がります。

 

また、カーテンがないことによって、

中から外の景色や、空を眺めることが出来るようになり、

より空間に広がりを感じることが出来ます。

結果、開放的な空間が出来上がるのです。

 

▶開放感を出すために、
無駄なコストを掛ける必要なんてないっ!

 

この2つのポイントを意識しながら設計すれば、

LDKの床面積を無駄に広げなくても、

また、わざわざコストアップして天井を高くしなくても、

圧倒的な開放感を感じることが出来る

LDKをつくることが出来ます。

 

LDKは広くしたい・・

そうお考えになるかもしれませんが、

床面積を2帖広くすれば、

それだけで家の価格は50万円〜60万円高くなり、

4帖広くすれば、100万円〜120万円も高くなるものです。

 

家の恐ろしいところは、

この価格が高く感じなくなってしまう・・・

というところです。

ですが、こういった負担の積み重ねが、

あなたの後々の暮らしを苦しくしていく

という事実から決して目を背けないでください。

 

ということで、より明るくて、

より開放的な住まいをつくるために、

必要のないコストはかけなくていい!

ということを、

ぜひ頭に入れておいていただければと思います。


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