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28使い勝手VS見た目あなたはどちらを選ぶ?

弊社が提案する家の特徴の一つに

キッチン裏にガッツリつくる巨大なパントリーがありますが、

(↓これです)

その意図は、

リビングやダイニングからキッチンを見た時、

雑然としないようにするためです。

 

つまり、通常キッチンの背面に

あることが当たり前とされている冷蔵庫や家電類を、

全てこの収納の中に入れ込んでしまうことで

キッチン周辺に出がちな生活感を滲み出さないようにする

というわけです。

 

こんにちは。

シンプルノート福山南スタジオ、せらちゅう建設の瀬良です。

 

では、今回はこのパントリーをつくった場合の

メリットだけでなくデメリットについても

正直にお伝えしていきます。

その上で、自分はどうしたいのか

考えてみていただければと思います。

 

メリット

キッチンの背面に冷蔵庫を置いた場合、

冷蔵庫にペタペタと貼ってしまう

学校や塾の予定表やゴミの日程表などが、

リビングやダイニングから丸見えになり、

これが生活感を滲み出してしまいます。

 

他方、パントリーの中に

冷蔵庫を置くようにすれば、

リビングやダイニング側から

冷蔵庫の姿が見えなくなるため、

冷蔵庫に予定表や日程表などをペタペタと貼っても

リビングやダイニングから見えません。

 

また、同じように

オーブンレンジや炊飯器をはじめとした

家電類も全てパントリーの中に置くことになるし、

食品ストックなども全て

パントリーの中に置くことになるのですが、

これらも全てリビングやダイニングから

見えないようになるので、

少々雑然としていても生活感が出る心配もありません。

 

そして、パントリーをつくることによる一番のメリットが、

リビングやダイニング側から見た時、

死角の壁が出来ることです。

丸見えにならない壁があることによって、

見えるところで管理しておきたい書類関係を

全て心置きなく壁に貼り付けておくことが出来るからです。

 

つまり、パントリーという死角となる隠れ部屋を

キッチン裏につくることによって、

生活感が出やすいキッチン周りを

無理なくスッキリ維持しやすくするのが、

パントリーが担う役割というわけですね。

 

デメリット

しかし、ここで多くの方が悩むことが、

冷蔵庫や家電が裏に隠れてしまうと

遠くて不便になってしまうんじゃないか、ということ。 

確かに、コーヒーメーカーやポットなどは

使う時にキッチンに出してくることも出来ますが、

移動させられないオーブンレンジなどは、

パントリーの中まで自分が移動していかないといけません。

 

また、食器などを片付けるのも

パントリーの中になると思うので、

それが面倒くさそうという方も

いらっしゃると思います。

 

なので、振り向いたところに

それらがあってほしいと思う方にとっては、

この大型パントリーは「良いけど、どうなんだろー?」

と思ってしまうかもしれません。

もちろん、家電置き場だけキッチン背面につくるという

この不安を解消するアイデアもあるんですが、

これを採用すると、

キッチン背面の壁に凹凸が出来てしまうことになります。

 

となると、

あくまで見た目の話になるのですが、

空間のスッキリ感が消えてしまうと同時に、

生活感が滲み出やすくなります。

キッチン背面にモノを置けるようにしたことで、

油断すると、そこに何でも置いてしまいやすくなるからです。

 

LDKのカッコよさは、

リビングやダイニングからガッツリ見える

キッチンの背面のスッキリ感にかかっている

と言っても過言ではありません。

というわけで、

「使い勝手」VS「見た目」という

この甲乙つけがたい難しい問題。

さて、あなたならどちらを選びますか?

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