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2026.01.16

大きな買い物の心得 家編

土地の坪単価

土地ごとに単価が設定されているため、

その単価に広さを乗じれば

自分で簡単に価格が算出出来ます。

しかし、家の坪単価

同じ価値のものをつくったとしても

家の大きさによって変化するという属性を持っているため、

土地のように自分で簡単に価格を算出できません。

 

また、家を建てるためには多くの工事を要するのですが、

その工事の “どこまで”を価格に反映させるのか、

という決まりが業界で統一されていないことから、

より、正確な価格を把握するのが難しくなっています。

 

さらに、外構工事に関しても購入する土地の広さや現況、

そしてどんな家を建てるかによって数百万円単位で

大きく違ってきます。

 

初めて家を建てる方が家づくりにかかる価格を

正確に把握するのは難しいと思うのですが、

価格について曖昧なまま進めていってしまうと

後から皺寄せがやってくるのは間違いないと思うので、

家を建てる前に最低限知っておいた方がいいことについて

お伝えしていきたいと思います。

 

ちなみに“皺寄せ”とは

予定していた資金では足りないことが発覚し、

追加ローンによってそれをカバーするか、

あるいは

残していた自己資金を出すことによってカバーするか、

あるいは親御さんに頭を下げて資金援助を

してもらうことによって不足分をカバーするか、

最悪なのは外構工事に手をつけられなくなり

ガタガタの状態で放置するか

の、いずれかを選択することです。

 

………

 

では、ここからは

「家の価格」と「外構の価格」に分けてお伝えしていきます。

 

✔️「家の価格」

 

家の価格は「本体工事」と「付帯工事」に分かれます。

この境界線は非常に曖昧であり

それぞれを正確に把握するのは難しいので

「結局まとめていくらかかるのか?」で把握していただく

癖をつけるのが一番いいと思います。

(※上記、付帯工事例一覧)

 

普通に考えると

「家の価格の中に当たり前のように入っているでしょ」

と大抵の人が思いそうなものの、

実は別で表示されがちな項目が

「浄化槽費用」「照明器具費用」

「設計費用及び申請費用」

(長期優良住宅・ZEH・耐震等級3など)

「給湯器費用」「カーテン及びカーテンレール費用」

「屋外給排水工事費用」「仮設工事費用」

(仮設トイレ・仮設電気・仮設水道など)

「造作家具工事費用」「地盤改良費用」「外構工事費用」

「太陽光発電費用及び蓄電池費用」などです。

 

これらは本体工事とは別に表示されることが多く、

建築会社が出してくれる資金計画書などでは、

家具や銀行での諸経費、

登記費用や火災(地震)保険費用

といったいわゆる諸経費コーナーに

並べられていることが多いのですが、

これらを見落としてしまうと

ずいぶんと建築費が安く感じると同時に

価格についての認識が曖昧になってしまいます。

(※上記、諸経費例一覧) 

実質、建築工事は全体で3300万円必要なのに、

こうやって分けられたことで

建築工事が2500万円で済むような気に

させられるという感じです。

 

そして、正直にこれらの費用も含めて

3100万円で見積もりを出してくれている会社よりも

実質は200万円高いのに見た目的には600万円安いと思い

そのまま商談が進んでいくことになる、

という結末を迎えてしまいます。

 

少々極端な例かもしれませんが、

これが価格をあえて分解し

分かりにくくすることによる効果というわけです。

 

勉強した上で慎重に進めていく人は

この単純なテクニックに気付くことが出来るのですが、

直感的に勢いよく突っ走る方であると、

このテクニックにいとも簡単に騙されてしまいます。

そして、ものすごく高い買い物を

させられることにもなりかねません。

 

つまり、

家の価格に関しては「結局全部でいくらなの?」

的確に把握出来るようなっていただければと思います。

次回は外構の心得についてお伝えします!

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