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2026.01.13
大きな買い物の心得 土地編
例えば、
Aというスーパーでは200円で売っているCという商品が
Bというスーパーでは250円で売っていて、
逆にAというスーパーでは300円で売っているDという商品が
Bというスーパーでは250円で売っているとした場合、
Cの商品はAのスーパーで買いDの商品はBのスーパーで買う
という買い物の仕方が最も安く買い物が出来ますが、
(200円+250円=450円)
仮にAのスーパーとBのスーパーを移動するために
ガソリン代が60円かかるとしたら、
「その選択は合理的である」とは言えなくなります。
また、投資をすることが常識となりつつある現在、
YouTubeやSNSなどの情報をもとに
「集中投資」をされている方もいらっしゃると思いますが、
毎月(毎日)値段を気にすることなく淡々と買っていく
「積立投資」とは違い
まとまった資金を一気に投じることになる
「集中投資」は
「なぜ、そこで買ったのか?」という
自分なりの理屈(根拠)が
示せないまま
要するに
表面的に見えているところだけに
目を向けて判断するのではなく、
目を向けるのがめんどうくさいところまで
(=表面的には見えにくく分かりにくい)
しっかりと目を通した上で
判断し購入した方がいいというわけです。
前者(積立投資)の場合は金額も小さく
その選択によって大金を失うことにはならないものの、
後者(集中投資)は場合によったらとんでもない額の大金を
あっという間に失ってしまうリスクが潜んでいます。
……
このように大きな決断を要する買い物は
感情や直感だけに身を任せて
突っ走るのは非常に危険なので、
勉強し知識をつけ表面的には見えにくいところまで
目を通せるようになった上で
論理的に購入の可否を決めていただいた方がいいのですが、
家づくりに関しても同じことが言えるかと思います。
✔️土地価格の見方

土地を買う時は土地代だけを支払えばいいかと言うと
決してそういうわけではありません。
その土地の所有者が不動産屋さんじゃなければ
仲介してくれる不動産屋さんに
仲介手数料を払わないといけないし、
水道が敷地内に引き込まれていなければ
水道を引き込む工事が必要になると同時に
市町村に払う水道加入金が必要になるなど、
見えない経費がたくさんかかるからです。

(※上記、土地代以外にかかる費用例)
単純に土地の値段だけに気を取られるのではなく、
こういった隠れた経費を全て含めた上で
総額いくらかかるのかで判断する癖を
身につけていただいた方がいいかと思います。
仮に、同じ地域で気になるAとBという土地があり、
Aという新規分譲地の土地は1000万円するが、
Bという土地は900万円と100万円も安いとしたら、
土地代だけに目を向けると
Bを選んだ方が割安感がありますが、
蓋を開けてみるとBの方が高くつく
なんてこともあるという感じです。
仲介手数料がいらないAに対しBは仲介手数料が必要になる。
かつ、水道や境界が整っているAに対し、
Bは水道引き込みや境界工事に多額の費用を要する。など
表面的には見えていないいくつかの理由によって、です。
土地が坪あたり5万円以下で売られているような地域では、
土地の広さによっては
身内が所有している農地(田や畑)を
転用の許可申請を行い、
境界壁をつくり、土を入れ替え、
水道を引っ張ってくる、という
近くで売られている土地を買った方が安くつくということも
決して珍しくありません。
つまり、
目に見えた費用だけじゃなく
見えていない費用に何があるか?
そして、それらにはどれくらいの費用がかかるのか、
にまで
忘れないようにしていただければと思います。