~今と将来の生活を見つめる~
こんにちは。
シンプルノート福山南スタジオ、せらちゅう建設の瀬良です。
「土地は南向きでいい形にしたほうが良い」
「家は2階建てにして出来るだけ広くしたほうが良い」
これらの考え方は、
この2つを採用すると、
土地と家にかかるコストが
そのため、個人的には
つまり、出来るだけ予算を抑えながら
✔︎必要かどうかを再考してみる
年々、共働き世帯の数は増えていっていますが、
その結果、奥さんは家事と育児と仕事に追われ、
ホッと一息つく間もないぐらい
忙しい日々を過ごしているのではないでしょうか。
そのため、現在は家事負担が減るような
リビングダイニングキッチンが仕切りなく一つの空間となり、
かつ対面キッチンになっているのも、
実は忙しい女性にとって優しいつくりなんですよね。
例えば、キッチンがダイニングやリビングの方に
ダイニングで勉強する子供の様子を見ながら、
食事の準備や後片付けが出来るということですよね。
また、リビングで遊ぶ子供の様子を見ながら、
食事の準備や後片付けも出来ます。
さらに、広々としたリビングで勉強をしたり、
遊んでいる子供たちの様子を見ながら、
取り込んだ洗濯物をたたむことだって出来ますよね。
つまり、現在では
忙しい現代人にとって「ながら作業」が出来る
そして、そう考えると、
アイロンがけをするためだけにつくる「家事室」なんかは、
別段つくる必要もなさそうな気がしませんか?
たとえ、わずか3帖という広さだとしても
100万円前後のコストがかかってくるわけですからね。
また、客間(和室)なんかも本当に必要かどうか考えるべきではないでしょうか。
というのも、そもそもその部屋は、
使っていない時間の方が
仮に親御さんが泊まることがあるとしても、
おそらくその回数は、
かつ、その時もわざわざ客間で寝なくても、
リビングに布団を敷いて寝るか、
おそらく寝室として使っていないであろう子供部屋に
布団を敷いて寝てもらえばいいだけですしね。
というわけで、
本当に必要なのかどうかを再考していただくと
いいんじゃないかと思っている次第です。
✔︎最大と最小のどちらも考える
仮にあなたが子育て真最中だとしたら
家族の人数が最大か、最大になろうとしている
タイミングで家を建てている状態です。
かつ、現在の暮らしが賃貸アパートだとしたら
リアルタイムで部屋と収納の少なさに
苦しめられている状態だと思います。
そのため、保険的な意味合いも込めて
少しでも広い家を建てたいとお考えになるでしょう。
しかし、やがて子供たちは家を出て行き、
いつかは夫婦だけでそこで暮らすことになります。
つまり、やがて部屋は確実に余るということです。
なので、最大の時のことだけを考えて
いつか訪れる最小になる時のことも同時に考えながら、
家づくりを計画してもらえたらと思います。
家の価格も含めて物価が上昇しつつある現在は、
こういった合理的な考え方を持っていただくことが
なおのこと大事なのではないでしょうか。
それでは。